ブリーチしたのに髪がサラサラになった理由

こんにちは!美容室クラブクラブの山田正流(せいりゅう)です。

 
 
 意外な理由。
 
 
 
はじめてヤマダのブログをみてくれた方へ。ヤマダこうみえて美容師です。
 

 
ヤマダが今までつくったヘアスタイルはこちらから。
先日ブリーチをして金髪にしたゲストとかなり高い明度のアッシュ系カラーで髪色を明るくしたゲストから奇しくも同じ質問を伺いました。
 
「カラーをして傷んだはずなのに髪がサラサラになったような気がします。どうして?」
 
これはトリートメント過多な現状を皮肉るような出来事なのですが
 
ブリーチやハイレベルのカラー剤を使うことによって、良かれと思って髪に塗布していたトリートメントやヘアオイルで髪にまとわりついた皮膜が取れ、本来の髪の質感や手触りが戻ったからなのです。
 
いま市場に出回っているトリートメントやヘアオイルは髪を補修するチカラが強力です。
 
しかし、髪の汚れや脂、トリートメントやスタイリング剤を落とすはずのシャンプーの洗浄力は以前より弱くなっているそうです。きれい好きの日本人は洗髪を毎日することがスタンダードとなったため、頭皮の必要な皮脂まで取ってしまわぬよう洗浄力をあえて弱めにしたシャンプーがつくられるようになりました。
 
それはシャンプー < トリートメントというパワーバランスを産み出し、髪の手触りや質感を向上するはずのヘアオイルやトリートメントは洗髪後も髪に残り、そこへさらに新たなトリートメントが塗り込まれます。結果的に髪の表面には本来のものではない人工的な皮膜がつくられてしまうのです。
 
読み返すとなんだか深刻なカンジになっちゃいましたが、皮膜はトリートメントを軽め(メリットのリンスとか)のものにしたり、一週間くらいシャンプーだけにしてみるとけっこう取れてきます。髪が重いなー。せっかく良さげなトリートメントをつけてるのに日ごと髪が重くベタつく気がするーとお悩みの方はぜひ試してみてください。大丈夫です。一週間くらいトリートメントしなくたって死にません♡
 
コレをカラーの副産物的に一発でやっちゃったのが冒頭に書いたことなのですが、溜まった皮膜が取れ一時的にサラサラの手ざわりになることは確かなものの、ブリーチや明るめのカラーをした後は当然ダメージが進行します。トリートメントやヘアオイルは適量をしっかり付けてくださいね。
 
ヤマダも最近、プライベートで良かれと思ってやったことが裏目にでることが多くてですね。こんなこと書いてみました。いや、女性関係とかじゃないですからね、ぜんぜん違う。
 
 
 
 
 
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