山田家の謎

こんにちは!美容室クラブクラブの山田正流(せいりゅう)です。

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はじめてヤマダのブログをみてくれた方へ。ヤマダこうみえて美容師です。

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4ヶ月ぶりに来てくれたゲストがとてもおつかれだったので近況を伺ったところ、長患いをされていたお父さんが先月なくなられたとのことでした。

「亡くなる前も大変だったけど、亡くなったあとはもっと大変です」とおっしゃっていました。高齢のお母さんに代わり役所やお寺をまわっているそう。

次男だったお父さんにはお墓がなく、またご本人もお墓はいらないと生前おっしゃっていたそうで納骨堂や樹木葬などを検討しているとのことでした。

そんなゲストとほぼ同世代のヤマダも人ごとではありません。私生児として生まれ、幼い頃に母親を失くした父には先祖代々のお墓がありません。先述のゲストのお父さんのようにお墓に入るというスタイルにもまったくこだわっていないようです。だったのですが

そんな山田家に数年前、ある大きなお寺から連絡がありました。「あなたのお墓がうちのお寺にある。一度見に来てほしい」と。

連絡を受けた父は母を伴い東京都内のさるお寺に行ってきたそうです。そして父は「たしかにこれは自分が入るべき墓だ」とお寺に伝え、然るべき手続きをして帰ってきました。

ヤマダはこの話を母から聞くも「そうか、ウチにもお墓があったのかぁ。よかったじゃない」みたいなテキトーな返しをしたきりでした。しかし、よくよく考えたらこの話なんかちょっとミステリーじゃないですか?

そもそもこのお墓、誰が眠っているのでしょうか?

可能性① 父の育ての親が眠っている

父は幼い頃に唯一の肉親である母親を失くし、東京を離れ福島県相馬市で農業を営む老夫婦の養子となりました。老夫婦は優しい人たちで父が高校を卒業して再び上京するまで幸せに暮らさせてくれたそうです。「山田」は父の養父母の姓なんですね。

まっとうに考えたら山田の養父母が眠っているお墓、というのが一番筋が通ります。しかし山田の養父母は福島の人です。なぜ世田谷のお寺にお墓があるのでしょうか?

可能性② 父の実の父親が眠っている。

父は社会通念上、許されない恋のすえに生まれた、いわゆる私生児でした。父の生物学上の父親は東京に居を置くかなり社会的地位の高い人物だったそうなので世田谷のお寺にお墓がある、というのはあり得る話です。

ただ、そんなひとかどの人生を送ったはずの人物なら家族や直系の子孫が現存しているはずです。その人たちが60数年ぶりに現れた隠し子的存在の父を自分たちのお墓に入りませんか?なんて言ってくるでしょうか。考えにくい。なにより父がそんな話を承諾するはずがありません。

可能性③ 父の実の母親が眠っている。

ヤマダが一番アリだと思っているのがコレです。父は幼い頃に母親と死に別れ福島に引き取られたため、母親がどこに葬られているのかを知る由がなかったのでしょう。戦後間もない混乱期でもあります。

お寺が古い記録を整理しているなかでお墓に眠る母親の唯一の係累である父を探し当てた。うん、コレっぽくない?!コレじゃね?!ヤマダのおばあちゃんなわけですよね。なんかロマンチックじゃないですか。コレであってほしい。もちろん、山田の養父母だったとしても歓迎なんですけれど。

ていうか、将来的にはヤマダも入ることになるかもしれないお墓なわけで、こんな大事な話もっと早くちゃんと聞いとけよって話ですよね。年末年始に帰省したときに聞いてきます。

今日は17:00〜空いています。今年の稼働もあと2日。お待ちしております。

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