出不精をあらためようとしている話

    休日が少ない仕事を１０数年続けてきたせいでしょうか、気づけば出不精になっていました。 若い頃はどちらかと言えば外出したがりのほうだったと思うのですが、いつの頃からかあまり催しやお誘いに乗ることが少なくなっていることに気がつきました。おじさん化が進行しているのかもしれません。 新たな場所に行ったり、新たな人と知り合ったりというのは刺激的なことではある反面、裏返せばちょっと疲れることでもあるわけです。特にここ数年、ヤマダはわりと自分の身の回りのことで手一杯だったので外へ目を向ける意識があまり高くなかったように思います。面白そうな人や催しに誘われても、もっともらしい理由をつけてお断りしてしまったり。 人間は楽をおぼえるとどんどん堕落していくので、いつの間にやらぬるま湯に浸かって同じことを日々繰り返してしまいます。 なんかこんな感じではいかんと強く思い、演劇のチラシ撮影のヘアメイクをやらせてもらうことになりました。ヤマダは髪を切ったりパーマを巻いたりするのが本業ででヘアメイクは専門外なのですが、ちょっと頑張ればなんとかなるんじゃないかと。なんのかなぁ。 先日もタイトなスケジュールの中、横浜までグループ展をみてきました。コレは怪我人が出ないのだろうか？と思うくらい満員の東海道線に乗って。行かない方が体力的には楽だったのですが、作品に刺激を受けたし、若い芸術家とも知り合えました。 飲みに行ってる３時間、ナショナルジオグラフィックを見てるだけの３時間、出かけて新しいものや人に会う３時間、どれも同じ３時間です。多くは面倒で億劫なものに価値があります。全人類が知っていることですが。   ブログは毎日更新しています。 きのうのブログはこちら。

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