旦那さんを苗字で呼ぶ

    最近来てくれるようになったゲストの女性の言葉遣いがとても綺麗なんです。品があって言い回しや発声も美しい。中でもヤマダがグッとくるのは旦那さんのことを苗字呼び捨てで呼ぶところです。 例えばそのゲストのお名前が山田さんだとすると「きょうは山田の帰りが遅くなるみたいなので夕食の支度はいらないんです」といった言い回しですね。若尾文子でいう「黒川が」、岩下志麻でいう「篠田が」みたいな感じ。 こんなことを言うと男女別姓を支持する方やフェミニストに目を三角にして怒られそうですが、ヤマダはそういう思想的なことには一切興味も首を突っ込む気もなくて、単に美しいなと。日本女性の美しさが現れているような気がするのです。 そういう言い回しをめったに聞かなくなったし、これから聞くこともほぼなくなるのでしょう。友人などのカジュアルな関係で「うちの山田が」とか言ってもちょっと浮いちゃいますものね。ただ、冠婚葬祭などのフォーマルな場面や役所などのオフィシャルな場所で「ウチの旦那が」もちょっと砕けすぎているような気もします。 おじさんになると目に見えるトコロだけでなく、そんなことも気になるようになってしまいました。もちろん等しく男性にも言えることですが。 ブログは毎日更新しています。 きのうのブログはこちら。

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