こんにちは！美容室クラブクラブの山田正流（せいりゅう）です。
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はじめてヤマダのブログをみてくれた方へ。ヤマダこうみえて美容師です。
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ちょいちょいブログにも書いていますが、ヤマダはエレキギターとそれに伴う機材の電子工作というか機械いじりが趣味なんです。
電子、電気の専門知識は皆無で、ネットや動画でかじった情報をもとに壊れた機材を直したり既製品にちょうど良いサイズがないものを自作する程度ですが、それでもさすがに近所のホームセンターでは工具やパーツが手に入りません。そんなときは秋葉原です。電車で20分くらいで行けちゃいますからね。
よく行く「千石電商」。
今回はこのパーツが欲しくて出かけました。「裸端子」というパーツ。マニアックですみません。千石電商ではない、端子やネジを専門に扱う他のお店に行きました。何度かお店は覗いたことがあるものの買うのは初めて。
売り場を探すもなかなか目当てのサイズの裸端子が見つかりません。カウンターの横で作業をしていたご主人とおぼしき壮年の男性に声をかけます。俳優の古田新太をもう15歳くらい老けさせた感じのヴィジュアル。かなりの強面です。コワイ。あ、あのう、0.75-4の裸端子を探しているのですが。
「0.75は扱ってないですね（めちゃくちゃぶっきらぼうに）」
こ、こええ！取り付く島もありません。あまりの怖さに完全にビビったヤマダは二の句も継げず、再びおずおずと自分で端子を探し始めました。
しかし、それから30秒後くらいに
「0.75は珍しいサイズなんだよね。あんまり売ってないと思いますよ（めちゃくちゃぶっきらぼうに）」
とご主人のほうからヤマダに話しかけてきてくれました。
へっ？あっ、あっ、そうなんですね。どどど、どうしようかなぁ？
「なにつくるの？電線の太さは？（めちゃくちゃぶっきらぼうに）」
あっ、で、電源タップを作りたいんです。線は２ミリの３芯ですっ。
「それなら0.5-4でも使えるから（めちゃくちゃぶっきらぼうに）」
あっ、ありがとうございますっ。
「端子をカシメる工具は持ってるの？（めちゃくちゃぶっきらぼうに）」
いや、帰ったら通販で買おうかと。あんまり使う工具じゃないんで高いやつはちょっとなぁ、とか思ってるんですー。
「そうですか…。じゃあコレとかどう？モノも悪くないし通販で売ってるのと値段も変わらないはずだよ（めちゃくちゃぶっきらぼうに）」
おお！たしかに値段同じくらいですねー。じゃあコレくださいー。
強面で愛想がないだけでめちゃめちゃ優しいご主人でした。
「人は第一印象でほぼ決まる」が当世の風潮ですよね。ヤマダも人の外見を美しくする仕事をしていますから概ね同感です。
でも「人は見かけによらない」という考えも大切で、そういう感覚が薄れていくのは決して良いことではないなぁ、と思った春の秋葉原でした。人の道は奥深い。
３月はたくさんのご来店ありがとうございました。儲かりました♡今日はガラ空きです。お問い合わせくださいませ、切に。
消毒と換気、予約時間の間隔を空けつつマスク着用で仕事しています。
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