父が終活を始めていた

こんにちは!美容室クラブクラブの山田正流(せいりゅう)です。     意外な依頼。     はじめてヤマダのブログをみてくれた方へ。ヤマダこうみえて美容師です。
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    きのう髪を切りに来てくれた母から聞いたのですが、父が自分の人生を振り返った回顧録を書き始めたそうなんです。 いまだ仕事も現役とは言え父も既に78歳、自らの人生を振り返るという作業からは昨今よく耳にする「終活」という言葉を想起させられます。 ゲストから聞いた話では巷では「終活ノート」なるものが人気でよく売れているそうですね。自分の人生での出来事などを時系列に記入したり、没後に連絡をしてほしい人や遺品の整理についてなど、「遺言状」をつくるほどではないけれど、自分がいなくなった後の処し方は書き記しておきたい、そんな人々のニーズに響いているのでしょうか。 「書く」という行為は考えをまとめたり、心を落ち着ける効果があります。人生が後半戦に入った、少なくとも若者と比べれば一般的に残り時間が少なくなっている人間からすると、書きあがった回顧録や終活ノートそのものは実はそれほど重要ではなく、まさにそれを書いている瞬間の自分が人生の締めくくりそのものと言えるのかもしれませんね。 いずれは本の形にまとめて自分で読み返すのがささやかな夢のようです。ただ、今はとても手軽に廉価で自分の著作を冊子状にできるサービスを利用するにも原稿のデジタル化が必須です。 そんな経緯で息子に原稿清書の依頼がきました。しかしパソコンやワープロを使えない父はその上昔からの悪筆で、ヤマダは父の書いたものはその半分ほどしか判読をすることができません。 そこで父が手書きで書いたものを字の綺麗な母が手書きで清書をし、それをヤマダがパソコンのワープロソフトで打ち込みデジタルデータ化をする、というおよそ21世紀らしからぬ手法を取ることになりました。母は父の書いた字を全て読めるそうです。さすが結婚生活45年。 ブログは毎日更新しています。 きのうのブログはこちら
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